運動会、学芸会、発表会 動画をママ友とシェアしたい!有料アプリ要らずでMacだけですぐできる
運動会、学芸会の劇、音楽会、ダンスやピアノの発表会。
最近のこども行事の動画事情は、「スマホでサクッと見れてPCに保存して、じいじばあばにもメールで送れたらいいな」 って感覚ではないですか?
ひとつの行事ごとに、いちいちDVDに焼くほどでもないかなと...
または、ビデオカメラを持っていくのを忘れた!我が子の出番を撮り損ねた!そんな時...
ママ友から「うちで撮ったのをコピーしていいよ!このまま貸すね〜。あ、コピーしたやつを〇〇ちゃんちにも送ってあげて。」と、SDカードやUSBメモリを渡された。
PCで開いてみたら容量が何ギガもあって、メールじゃ送れない。しかも拡張子がmts??どうやって観るの?
「動画変換 フリーアプリ」で検索したら、〇〇converterとか、〇〇変換くんとか色々見つかって、「無料でできるんだ!」と安心したのもつかの間、使い方がよくわからない...しかも、3分以上の動画を変換するには有料版を買わなくてはならなかったり。
そんな時、Mac OSに元からある機能だけで、スマホで見れてメールやLINEでシェアできる形式にできます!
IT系パパさんたちはすでにご存知な方法なのかもしれませんが、
PC作業が苦手なママ向けに細かい設定は置いといてカンタンにできる方法です。
1. →動画ファイルをワンクリックし選択した状態で、
左上の「Finder」→「サービス」→「選択したビデオファイルをエンコード」
※もし「選択したビデオファイルをエンコード」の項目が出てこない場合は、すぐ下の→「"サービス"環境設定」→「ショートカット」→「選択したビデオファイルをエンコード」をクリックしチェック(レ点)を入れます
2. 「メディアをエンコード」のウィンドウが出るので、
Setting: 480p
Encode for: Great compatibility
を選択し、「続ける」をクリック。
Settingで780pか1080p、さらにEncode forでHigh qualityを選択すると、画質は良くなりますがファイル容量が大きくなりシェアしにくくなるので480pをおすすめします。
エンコード中は右上に歯車マークが出現し、くるくるしています。
動画の長さによってだいぶ時間がかかります。30分の動画で試したところ、40分ほどかかりました。Macにとってだいぶ負担のかかる作業なようで、ファンが回る音がしますが故障ではありません。
できあがると、元ファイルと同じフォルダ(デスクトップ)に新しいファイルが出現します。
拡張子は、元がmts、mp4ファイルの場合は .mp4になります。WindowsでもMacでもスマホでも再生可能な形式です。
m4vという拡張子になってしまった場合、Mac以外では再生できないかもしれません。
雑な方法ですが、拡張子部分を.mp4に打ち直すだけでmp4ファイルになることが多いです。念のためコピーを取ってから試すことと、半角英数字で打ち直すことに注意してください。
この方法で、
3ギガのmtsファイルを800メガまで容量を減らすことができました。
300メガのmtsファイルだと100メガになりました。
だいたい半分以下にシェイプされるようです。
すぐ会える相手であれば、USBメモリにコピーして渡してしまうのが簡単ですが、
GoogleフォトやGoogleドライブにアップしてLINEやメールにリンクを送りシェアするのが楽です。600MBくらいまでならアップ&ダウンロード時間も我慢できる範囲ですし、wi-fi環境ならスマホのブラウザでそのまま観ることも可能です。
相手がGoogleアカウントを持っていなくても、共有可能なURLを取得してLINEやメールで送ることでシェアできるので便利です。
Googleフォトでのシェア方法はこちら
Googleドライブでの共有はこちら
このMac OS機能「エンコード」は、動画だけでなく、音声WAVファイルをm4aに変換したり、SettingでAudio onlyを選べば動画の音声だけをm4aファイルにすることもできます。
m4aファイルはMacやiPhoneでは問題なく聴けますが、凡用性のあるMP3に変換したいときもMacのitunesで解決します。さくらいらぼさんで詳しく解説されています。
長々と書きましたが、たびたびママ友と動画シェアをしていて一番おすすめな方法は、
「撮影の時点でなるべく分割して撮っておく」ということです。
劇なら場面転換の暗転ごと、かけっこなら1レースごとに撮影を止め、なるべく短い(=容量の軽い)動画にしておけば、そのままLINEのトークで送れるし、後で編集や変換する手間も省けますし。
※我が子が映っている動画をむやみに公開されたくない保護者がほとんどです。
instagramやYouTubeなど誰にでも見られる状態でシェアしないよう、気をつけましょう。